top of page

カリフォルニア州住宅購入の流れ|Pre-Approvalから引き渡しまで徹底解説

  • Writer: Fumika Takazawa
    Fumika Takazawa
  • May 12
  • 4 min read

Updated: Jul 10

Bright modern bedroom with white bed, green pillows and blanket, lamp, vase, and window blinds; calm, tidy mood.

アメリカで住宅購入を検討されている日本の方から、よくこんなご質問をいただきます。

「日本の住宅購入と何が違うのですか?」「気に入った家が見つかったら、その場で申し込むのですか?」「購入までどれくらい時間がかかりますか?」

カリフォルニア州では、日本とは異なる手続きや仕組みがあります。

この記事では、住宅探しから引き渡しまでの一般的な流れを分かりやすくご紹介します。


全体の流れ


カリフォルニア州で住宅を購入する場合、一般的には次のような流れになります。

  1. 事前審査(Pre-Approval)

  2. 物件見学

  3. オファー提出

  4. エスクロー

  5. 引き渡し(Closing)


住宅ローンを利用する場合、物件探しから引き渡しまで約1〜2か月程度かかることが一般的です。


① 事前審査(Pre-Approval)

住宅探しを始める前に、まず住宅ローンの事前審査を受けます。

事前審査とは、

「金融機関が、どの程度の金額まで融資可能と判断しているか」

を確認する手続きです。


なぜ事前審査が必要なの?


人気エリアの住宅では、複数の買主からオファーが入ることも珍しくありません。

売主は、

  • 購入できる能力があるか

  • ローンが通る見込みがあるか

を重視します。

そのため、事前審査を受けていない買主は不利になる場合があります。


事前審査で確認されるもの


一般的には、

  • 収入

  • 勤続状況

  • 資産状況

  • クレジットスコア

  • 頭金

などが確認されます。

事前審査が完了すると、

「最大○○ドルまで購入可能」

というレター(Pre-Approval Letter)が発行されます。


② 物件見学

事前審査が終わったら、実際に住宅を見学します。


オープンハウス


週末を中心に開催される一般公開の見学会です。

予約不要で見学できることが多く、

  • 周辺環境

  • 間取り

  • 室内の状態

を気軽に確認できます。


プライベートツアー


気になる物件については、不動産エージェントと個別に見学することも可能です。

オープンハウスでは分からない

  • 売主の状況

  • 過去の販売履歴

  • 市場分析

なども確認できます。


物件見学で確認したいポイント


  • 学区

  • 通勤時間

  • 日当たり

  • 騒音

  • HOA(管理組合)

  • 修繕が必要な箇所

  • 将来の資産価値

住宅は建物だけでなく、立地も重要です。


③ オファー提出


購入したい住宅が見つかったら、売主へオファー(購入申込)を提出します。


オファーに含まれる主な内容


  • 購入価格

  • 頭金の割合

  • 希望する引き渡し時期

  • 各種条件(Contingencies)


Contingency(コンティンジェンシー)とは?


一定の条件が満たされない場合に契約を解除できる仕組みです。

代表的なものとして、


ローンコンティンジェンシー

住宅ローンが承認されなかった場合の保護


インスペクションコンティンジェンシー

住宅検査で重大な問題が見つかった場合の保護


アプレイザルコンティンジェンシー

鑑定価格が購入価格を大きく下回った場合の保護

があります。


オファーが受け入れられたら?

売主がオファーを承諾すると契約成立となり、エスクローが開始されます。


④ エスクロー(Escrow)

エスクローは、日本にはないアメリカ独特の仕組みです。

住宅購入において非常に重要な役割を担っています。



エスクローとは?

売主と買主の間に中立的な第三者機関が入り、

  • 契約書

  • 頭金

  • 必要書類

を管理する仕組みです。

簡単に言うと、

「安全に取引を進めるための第三者管理システム」

です。


エスクロー期間中に行うこと

住宅ローンの正式申請

事前審査から本審査へ進みます。


ホームインスペクション

住宅の状態を専門家が確認します。

  • 屋根

  • 配管

  • 電気設備

  • 基礎

などをチェックします。


各種書類の確認

売主から開示される

  • 物件の状態

  • 修繕履歴

  • HOA資料

などを確認します。


火災保険の手配

住宅ローンを利用する場合、多くの金融機関で火災保険加入が求められます。


⑤ 引き渡し(Closing)

すべての条件が満たされると、いよいよ引き渡しです。


最終確認(Final Walk-Through)

引き渡し直前に、

  • 契約時と状態が変わっていないか

  • 修繕事項が完了しているか

を確認します。


書類への署名

最終書類へ署名します。

現在は電子署名が利用できるケースも増えています。


登記完了

郡(County)への登記が完了すると、正式に所有権が移転します。


鍵の受け取り

登記が完了した後、鍵を受け取り新しい住まいのオーナーになります。

おめでとうございます!


住宅購入の流れを理解しておくことが大切

初めてアメリカで住宅を購入される方にとって、

  • Pre-Approval

  • Contingency

  • Escrow

  • Closing

など、日本ではあまり聞き慣れない言葉が多く出てきます。


しかし、一つひとつの流れを理解しておくことで、不安なく購入を進めることができます。

私はベイエリアで住宅購入を検討されている日本語のお客様向けに、物件探しだけでなく、購入プロセス全体のサポートを行っています。


「まず何から始めれば良いのか分からない」「予算の決め方を相談したい」「学区やエリア選びについて聞いてみたい」

という方も、お気軽にご相談ください。




Fumika Takazawa

シリコンバレー不動産

DRE#02216353

eXp Realty

(408)800-7625



Comments


bottom of page